障子張り替えについての情報が満載です!
障子張り替えで上手に障子を剥がすコツとは
障子張り替えでは、古い障子紙を剥がす作業が必要です。
これをうまく行わないと、新しい紙が綺麗に張れなかったりして、その後にも大きな悔いを残すことになります。
子供のいる家庭などでは、普段なら破ったりするとひどく叱られるにも関わらず、障子張り替えの日だけは大っぴらに破れる日ということで乱暴に破りまくったりしていることもあるかもしれませんが、これは決して褒められたやり方ではありません。
うまく剥がすのは決して難しいことではなく、糊付けされている部分に水を付けて5分か10分程度待つだけです。
たったこれだけのことで、糊が水を含んで接着力が弱くなり、端からゆっくりと引っ張るだけで綺麗に取り除くことができます。
時間をおけばおくほど良いというものではなく、あまりに放置すると再び乾いてしまって剥がしにくくなりますから、適度なところで作業に移るのがコツです。
また、水を付けるのはあくまで糊付けしている枠部分だけに刷毛などを使って丁寧に行いましょう。
全体を丸ごと水洗いするなどは枠を傷める原因となります。
障子張り替えは、ゆっくり張っていくのがコツです
障子張り替えはだいたい1年に1回、年末の大掃除と一緒に行うことが多いです。
障子を張り替えないでそのままにしておくと、障子紙が色あせてきてしまいには茶褐色へと変わり見た目がよくないです。
せいぜい年1回が妥当な線です。
障子張り替えをするとき、まずは古くなった障子紙を剥ぎ取ります。
糊で付けた個所は剥がれにくいですので、霧吹きで水を軽くかけた後ふやけていきますからそのとき、ゆっくり剥がしていくときれいに剥がれます。
その後、太陽に当てて乾燥させます。
乾燥したら新しい障子紙を張っていきます。
水分の多いデンプン糊をつけましょう。
ここで注意してほしのはゆっくり張っていくことです。
急いだりするときれいに張れなくなるからです。
貼り終えたら霧吹きで全体に水をかけていきます。
乾燥していくと紙がピンと張って見た感じのいい障子になることは間違いないです。
障子をきれいに張り替えることで、くつろぐ部屋(空間)になっていくでしょう。