障子張り替えをしよう

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障子張り替えには最適な時期があった

障子張り替えには最適な時期があった 障子張り替えには最適な時期があることをご存じでしょうか。
雰囲気的には、新しい障子張り替えで気分も一新ということで新年という意見も出そうですが、答えはそうではありません。
実は梅雨の季節なのです。
これにはもちろんしっかりとした理由があり、それは何よりも湿度が高いことにあります。
障子の紙は空気中に湿気があるとそれを吸収して伸びる性質があります。
そして、張り替えの際には、いくら注意してうまく作業したとしても、どうしても多少のたるみや皺が生じるのは致し方ないことと、実際に張り替えた経験を持つ人であれば分かるでしょう。
この2点を組み合わせると、湿度の高い梅雨の季節が最適という結論を導き出せます。
つまり、湿度が高いと、障子紙はそれだけ水分を吸収して伸びた状態になっています。
この状態で張ると、作業中に多少のたるみなどがあったとしても、乾燥した際にはピンと張った状態になることが期待できるのです。
逆に湿度が低く、元々が乾燥して伸びていない状態でたるませてしまうと、その後もピンと張ることは期待できないというわけです。

梅雨の時期に障子張り替えを行っても良いか?

梅雨の時期に障子張り替えを行っても良いか? 障子張り替えを行うのは、たいていは年末や引っ越しシーズンである3月や4月です。
しかし中には、梅雨の時期に行いたい、あるいは普段は忙しいけども6月にたまたま休みが取れたので、この時期になってしまったという方もおられます。
では、その時期に障子張り替えを行っても大丈夫なのでしょうか?結論から申し上げるならもちろん、大丈夫です。
障子は湿気を吸うと伸びるためとても貼りやすくなりますし、乾くと縮みがあがって美しく仕上がりますので湿気の多い梅雨の時期には最適なのです。
仕上げをよくするために、張り終わった障子に霧吹きで水を吹きかけるのは、湿気を含ませることで美しい仕上がりになるからです。
この時期に張り替えて真っ白で綺麗な障子にすることで、夏の暑い時期でも爽やかに過ごすことが出来ます。
障子は遮光性がありますので、夏の暑い日差しを遮りますので、冷房費の節約につながります。
張り替えは誰でも簡単にできますので是非挑戦してみましょう。