障子張り替えをしよう

のりを使った張り替えの方法

のりを使った張り替えの方法

のりを使った張り替えの方法 障子張り替えの際に必要になるのが接着剤ですが、最近はテープのものも売っています。
一見テープのほうが楽かもしれませんが、意外なことにあまり障子張り替えを頻繁にしない人ほどテープではなくのりを使ったほうが楽に作業ができたりします。
確かに台紙から剥がすだけなので一見簡単そうに思えますが、テープは粘着力はあまりないのです。
粘着力がないので、貼ったそばからはがれてしまうこともしばしばあります。
失敗したときにテープのほうが剥がしやすいからいいのでは、と思うかもしれませんが、特に一人で張り替えをしないといけない場合は貼ったそばからはがれてしまうと非常に大変です。
のりであれば枠に塗ってから紙を貼っていく際にきちんと粘着してくれて剥がれにくいです。
刷毛を買わないといけないかというと、最近はチューブタイプのものがあるので必要以上に道具をそろえる必要もありません。
ズレてしまったときに修正が大変なのではと思うかもしれませんが、多少ズレても障子紙に柄が入っているなどでない限り、ズレたところはほとんど目立ちません。

障子張り替えの手順である仮止めについてチェック

障子張り替えの手順である仮止めについてチェック 障子にはいろいろな貼り方がありますが、最も一般的なのり貼りについてチェックしておくのがおすすめです。
まずは古い障子紙を剥がしていきます。
水を含ませたスポンジやタオルなどで枠をしっかりと濡らし、5~10分程度経ったらゆっくり剥がしていきましょう。
古い障子紙が剥がれたら残っているのりを拭き取ります。
十分に乾かしてから障子張り替えをすることがポイントです。
次に枠に合わせて障子紙を広げ、貼り始めの位置にテープで仮止めをします。
外れてしまうことがあるため、仮止めででもある程度しっかり止めることが大切です。
そのまま障子紙を伸ばし、障子枠の下まで伸ばしたら少し大きめにカットしておきます。
それからのり刷毛で叩くようにのりを塗りますが、外枠は特に多めにのりを塗ることがポイントです。
そして、止めた位置からズレないようにゆっくりと障子張り替えをしていきます。
最後まで貼り終えたらはみ出した余分な障子紙をカットし、障子に水を吹き付けましょう。